靴底の豆知識1


紳士靴の靴底限定になってしまいますが不定期にこのジャンルの記事を書いていきます。

革底を否定はしませんが、残念ながら合成底の方がコストや耐摩耗などの機能面において優れています。
しかし、超機能素材は革底よりも高価になります。
ちなみに私は革底の靴も履きますので革底ファンであることはお伝えしておきます。念のため(笑)

軽い靴を好む方にお勧め底材
 発砲スポンジ底 > ウレタン底

耐久性を重視している方(長期間使用予定)にお勧めの底材
 ウレタン底 > 合成ゴム底 > 発砲スポンジ底であるが踵は合成ゴムを使用している物

滑りにくい底材をお探しの方
 合成ゴムで衣装が「大根おろし」やスタットレスタイヤ柄に近いもの > 雪寒地向けの底材
 > 氷上などでもグリップ性があり普通に歩ける素材

ウレタン底は一部の方には安物のイメージがありますが軽量な上に耐摩耗性でも大変優れた材質です。
唯一の弱点は下駄箱などでの長期保管が苦手です。従って礼装靴には不向きです。

簡単ですが、この様に大分類されます。専門的に書いてもきりがないのでご質問がありましたらメールでお問い合わせください。もちろん当店の商品に関係なくても結構ですのでお気軽にご連絡ください。

【令和3年1月25日】
 

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