ビジネスシューズ用インソールについて
革靴用のインソールについての記事です。購入の際に参考にし絶対に間違った使用方法にならない様にしてください。
「ビジネスシューズ インソール」で検索したら最上位でこんなネット記事を見かけました。
「ドイツでは病気になったら靴屋に行けということわざもあるくらい、靴と健康は密接な関係にあります。革靴を履いたときに足が疲れたり傷んだりして困っている方は、ぜひ、インソールを変えてみてくださいね」
この記事の言いたいことは、消費者目線に立っているようにみせて実際は広告目線なのではないでしょうか。
現実的な問題として新しく靴を購入する際に「このインソールを使えたい」と靴の知識がある店員さんに相談してインソールを敷いて購入予定の靴をフィッティングしないと本当に足が痛くなります(汗)
別の記事でも書きましたが、製造側はお客様ご自身で別途購入したインソールを靴に入れることなど想定して足入れ感の設計をしていません。この点はご留意ください!
しかし多機能なインソ−ルが多く市場にて販売さています。
どれも、効能や機能は充実していると思いますので購入や使用に警鐘は鳴らしませんが以下の点には注意してください。
市販のインソールを購入する際の注意点
ムレやニオイ対策の防湿、防臭系
- 一般的にこの手のインソールの厚さは薄いものが多く、いつのもサイズより0.5cm大きいもので外羽根タイプの靴を購入すればならばさほど影響はないと思います。しかし、インソールは全敷きタイプが殆どなので仮にインソールが3ミリの厚みでも足入れ感は相当タイトになります。
履き心地対策の衝撃緩和、クッション系
- 当然ながらクッション性を重視している為、厚さもかなりのボリュームの物が多いです。めちゃくちゃ注意が必要です。
- 簡単な判断基準・・・使いたいインソールと同じくらいの厚さのインソールを使っている靴を選ぶ。使いたい靴のインソールの厚さと同じくらいの厚さのインソールを選ぶ。
2万円前後で販売しているウォーキングタイプのビジネスシューズの多くのは高スペックなインソールを使用していることが多いです。参考に靴売り場でインソールを見てみてください。恐らく想像以上に厚いものが入っていると思います。逆に、それだけの厚さのインソールを入れたのちに通常のサイズ感になるように設計されているのです。
まずは、購入予定の高機能のインソールとそれを敷きたい靴のインソール(厚さ)を比較してみてください。間違ってもインソールの広告文だけで購入するのは絶対にやめてください。「どれを敷くのか」と同時に「どれに敷くのか」が極めて重要なポイントです。
【令和2年9月3日更新】
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