磨きあがりをイメージする

実際のケアに入る前の大事な工程になります。
靴の汚れ具合やキズ、シミ、ひび割れなどの不具合がないかをチェックして、有る様であればそれぞれのケアを計画。さらにワックスで磨いたときの光らせ具合、最終的な仕上がりまでイメージする。ゴールが定まっていることで、そこに至るまでのケアを的確に行うことが出来る。
 
  • トゥ
つま先にキズがあることが多い。細かいキズは、クリームとワックスの塗布で消えるが、深いキズはワックスで埋める必要がある。
  • アッパー
アッパーを見渡し、革の乾燥具合や汚れ、シミ、ヒビなどのトラブルの有無を確認し、補修の必要があるかのどを確認する。履きシワの入り方も見ておきたい。さらに全体を見て磨きの方針を決める
  • タン
靴の元来の色の確認をするときの為、ここは基本的には磨きは行わない。
  • ライニング
裏地が傷んでいればプロに補修を依頼。中敷はめくれはボンドを使って自分で補修が出来る。
  • コバ・ソール
ソールのサイドのコバはかさつきの具合やキズや色むらをチェック。ここでは素人の手におえる程度の補修に限定して、解説する。色の着色程度に限定される。底材が摩耗していたら修理業者に依頼する。
  • ヒール
ソールと同様に減り具合の確認。トップまでの摩耗であれば、町の修理屋業者で依頼。
  • かかと
他のパーツと同様にキズなどをチェックする。

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長谷川裕也著 続・靴磨きの本より
 

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