Silvano Lattanziシルバノ・ラッタンジ〜靴をキャンパスに見立てる男

シ・ディエムがキング・オブ・ダーティーなら、シルバノ・ラッタンジはキング・オブ・ビューティでしょう。と言ったバイヤーがいた。言いえて妙だと思った。その靴は確かに美しい。まるでアートだ。
「そう、まさしく私はアートを目指しています。この観点で靴にアプローチした例はこれまでありませんでしたし、モネやダ・ビンチをこよなく愛する私としてはまたとないテーマでした」
 シルバノ・ラッタンジの工場は、自然豊かなマルケのアンコーナにある。高台にある工場の眼下にはひまわり畑が、そしてその先には牧草地帯が広がる。遠く見ればアドリア海が静かに横たわっている。ラッタンジが好んで用いる鮮やかな黄、乾いた緑。どこまでも深い青は目の前に広がる風景そのものなのだ。
 彼は、デザインしているのではない。靴をキャンパスに見立てて、まさに描いているのだ。そうして、イタリアの風土を僕らに伝えようとしている。
 アートを表現するための手。それは必然だった。だから、ラッタンジの靴は職人の手を経て、匠の技を駆使し一足一足つくられる。そして、機械を使ったセカンド・ライン、ジンターラ。これはさしずめリトグラフといったところであろう。

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靴のエコーは、紳士靴の中でも革靴、ビジネスシューズ、ドレスシューズ、ビジカジシューズに特化して取扱っています。品質、価格の安さ、通信販売(インターネット販売)であっても安心して購入していただける日本一の優良店を目指しております。
<2021年の秋頃からはレザースニーカーも取り扱いたいですがコロナ次第です>

平凡社 紳士靴図鑑ベスト50より一部抜粋

【令和2年12月10日】

 

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